マリフォー・キャンペーン「分かれ道」ストーリー・エンカウンター④

分かれ道

(゚∀゚)11月20日まで開催中!世界中のコミュニティから参加できるマリフォー・グローバル・イベント「分かれ道」

新たに公開されたストーリー・エンカウンターをさっそく抄訳しちゃいました!さらなる運命に持てあそばる3人の命を握るファクションは・・・?!

※下記は、Wyrd社マリフォー公式HPに掲載中のイベント情報を抄訳したものです。イベントの詳細は必ず原文を参照してください。

 →ワガママな男の運命を見る
 →イタズラ好きの運命を見る
 →詮索好きな子供の運命を見る

グローバル・マリフォー・イベント
「分かれ道(Divergent Paths)」

ワガママな男

「法廷出頭日(Day in Court)」アルカニスト勝利!

自らが犯した荒々しい大量殺人のためにギルドによって投獄され、ワガママな男は裁判所へと出頭し、その情け容赦のない弾圧的な法から身を守らなければならない事に気がついた。
ギルドの弁護団は儀式によって彼を人間の姿へと戻したが、彼らがそのように容易く見せた儀式の中から、彼は複雑な法の後ろに隠された本当の力を見出した。しかし、長年弁護士を務めている彼らに対して、本件に対する準備期間は2日間しかないのだ。

自分にどれ程の可能性が残されているのか、ワガママな男が本当に理解したのは、ギルドが陪審制 – 自由になるためにはギルドの裁判官に自分の無実を納得させなければならない – をまったく信頼していない事を理解した時だったのだろう。
しかし、彼が冒頭陳述をしようとしていた、ちょうどその時、法廷のドアがさっと開かれ、その暗闇から肩まで届く髪で浅黒い肌の意志の強い表情をした女性が入ってきた。
彼女は片方の手にブリーフケースを持っており、颯爽と部屋の正面へと近づいて行ってワガママな男がいる机の隣の席に座った。周りを見渡すと、キツネ面を付けた女・検察官が不愉快そうにこめかみを揉んでいるのが見えた。彼は、彼女が「クソ連盟」について何かつぶやくのを聞いた気がしたが、それは全て新たに現れた女の自信に満ちた声によってかき消されたのだった。

「閣下」と彼女は呼びかけると、自分のブリーフケースをパチンと開いて、積み重なった法律業務用紙を露わにし「私は、ただちに自分の法的権限を知らされていない依頼人のため、棄却請求と私がすでに関係しているクライアントとの訴訟に関係している検察官を排除する事を求めます。」
キツネ面の女は「こんにちは、アミーナ」と、ため息交じりに言った。彼女は後ろに振り返り、同僚の1人に身を乗り出す様に合図すると「マッテゾンと3時に会う約束をキャンセルして」とつぶやいた。「連盟が絡んできたと、と彼に伝えてちょうだい」


「貴女が来てくれたことに、私は充分に感謝する事もできません」明らかに安堵が混じった声で男はそう言った。彼は、裁判所のロビーで自分の一任弁護士であるアミーナ・ナーイドゥの横に並んで座っていた。
3時間もの間、議論は行ったり来たりを繰り返したが、結局は口論につかれた裁判官は、魔法によって強制的に行った行為であるためワガママな男は無実であるというナーイドゥの主張を受け入れたのだった。
「正直に言えば、私が来る必要もありませんでした」敗れ去ったキツネ面の検察官が廊下の端をコソコソ逃げていくのを見ながら、ナーイドゥは薄笑いを浮かべながら言った。
「本件に関して、法律知識を持たない人としては驚くほど最良の準備を貴方はしていました。」

彼は溜息をついて、体重の一部を杖にかけて前方に身をのり出した。
「自分が怪物である間に弁護士たちが私にどんな魔法をかけたのか、それは私には分かりませんが、まだ頭の中に獣を封じ込める“それ”を感じる事ができます。
私は、その影響が長引いた事が助けになったと思っているんです。法律を読み終えた時、私はそれが外へと放射状に広がっていくのを感じ、赤いテープが形作るクモの巣が好きになったんです。」
自分が何を言っているのか理解しようとするように、彼は少し間をおいてから頭を振った。
「こんな事、貴女にはおかしく聞こえるのに決まっていますね。」
それは、今度はナーイドゥがため息をつく番だった。「いいえ、そんな事はありません。」彼女は、少し間をおいてチラッと周囲を見渡すと、さらに声を潜めて小さな囁き声で言った。「貴方が興味があるのであれば、その力を理解する手助けをできる同僚が私にはいます。彼は、人々がそれ…知られていない能力を理解するよう手助けする事が得意ですから。」

「それはちょうど…」告発を終える前に、男は踏みとどまって考えていた。じっと眉をひそめ、この女性が本当にアルカニストであるかどうか気にするべきか考えていたら、目が疲れてきた。
彼らは、非道な無政府主義者で制御できない魔法使いたちだという噂だったが、この短い時間でマリフォーについて何か学んだことと言えば、ここには裂け目の向こう側ほど単純な事は全く無いという事だけでした。
「ナーイドゥさん、貴女はとても親切な人だ。私の中にいる獣がいつか逃げ出して、他人を傷つける可能性がまだあるのであれば、そうしたい。」

それを支配しなければ、彼はそう思った。「私が、それをコントロールする方法を教えてください。」

アミーナはポケットを探って自分の名刺を1枚引き抜くと、それを彼に手渡す前にブリーフケースの上で素早く文章を走り書きした。「彼はここで見つかるでしょう。」カードを引いた彼に、彼女は微笑んだ。
「ギルドが貴方の件を上訴する事を決めた場合に備えて、同時に貴方にはもっと勉強してもらう必要があるでしょう。連盟では、常にもう一人の事務弁護士を置く事ができるんです。貴方は法律についてとても把握しているようですし…それはどうかしら?」

ワガママな男は、裁判所のドアまで戻って一瞥しながら、最後の決断を伝えた。
「それこそ私に必要な事です、ナーイドゥさん。」


「お前は、我々が関わっている事を彼が疑うと思うかい?」マーカスは筋骨隆々の逞しい胸の上で太い腕を組んで、少し離れたリドリーを見た。
コリーンは、彼が挑戦だと思わぬように視線をマーカスから外しながら、頭を振った。彼女が最後に必要としているのは、それをどこで知る事ができるのか、だけだった。「弁護士とインディアンが、彼を自分の研究に釘つけにしておいてくれました。彼はサンディープがアルカニストである事に気付いていますが、それほど懸念を持っていないようですよ。裁判で、心底ギルドが嫌いになったに違いありません。」

「それ程確かなものではない。」マーカスは考え込んで、彼女を見下ろした。「打ちのめされた犬はチャンスがあれば檻から飛び出していくが、荒野にどんな捕食者たちが居るのか学んだ後には、監禁された安全の元にコソコソ逃げ帰ってくるだろう。」
「時には犬も野生に戻るものです。」コリーンは指摘したが、マーカスが彼女を見たのに気づき、視線をリドリーから逸らさぬように慎重に心がけていた。

「特に、それが一群の野生犬に生き残る方法を教えるのと同じならば。それこそ我々がここでしている事だね?」マーカスは、彼女の比喩をクスクス笑い、リドリーに背を向けて去っていった。「彼から目を離してはいけない。彼がキチンと訓練される前に、ギルドが彼の鎖を引っ張る事を我々は望まない。」
コリーンはうなずき、ノーザン・ヒルズの埃にまみれた低木地を大股に立ち去るマーカスの姿を確認してから、その道の先に視線を彷徨わせた。

「魔道書狩り(Tome Hunt)」

はじめに

ギルドからの解放に勝利したワガママな男は北方にあるリドリーの隠れ家にいき、そこで現在アルカニストの指示に従って魔法の調査を行っていた。

彼を狼のような獣に変えた謎の人々や、その後に彼を変身させた不吉なギルドの弁護士たちによって自分に何をされたのか、彼は理解しようと試みる。アミーナ・ナーイドゥの助けによって高められた彼の新たな法律知識は、後者が行った儀式を理解する助けとなったが、その前に彼を怪物へと変えた魔法について学ぶ事はまったく出来なかった。
真実がアルカニストによって隠されているのかもしれないと疑って、ワガママな男は、アチコチに残されているデュアの図書館の遺産を探すためにマリフォー・シティへと旅立った。

その古代の図書館には、今の状態に光を投げかけてくれる魔法の書物が何冊かあるはずと彼は確信しており、彼はそれを見つけるための助けを求めている。

セットアップ

30mmのセルフ-ライチャスマン・マーカーを戦場の中心に配置する。それはHt2で、インパッシブル・ブロッキングです。
先手プレイヤーから始めて、各プレイヤーは交互に3個の30mmトゥーム・マーカー(合計で6個のトゥーム・マーカー)を、両方の配置ゾーンから最低6インチ離して配置する。両方のプレイヤーが3個の30mmトゥーム・マーカー(合計で6個のトゥーム・マーカー)を配置するまで、これを続けてください。

プレイヤーは通常通りスキームを選択します。

配置

このシナリオでは、コーナー配置を使用します。

スペシャル

図書館ではお静かに!モデルがCaアクションを解決する度に、それは以下のコンディションを得る:
シーッ!+1:このモデルがCaアクション(このコンディションが適用されたアクションも含め)を解決する際、このコンディション分のダメージを受ける。

トゥーム・マーカーとベースコンタクトしているモデルは(1)インタラクト・アクションを実行して、それを拾う事ができる。モデルがトゥーム・マーカーを拾ったならば、コントロール・プレイヤーはフェイト・デッキを1枚フリップしなければならず、それはチートできない。カードがクロウだったら、トゥーム・マーカーは腐敗とカビのせいで読む事ができず破棄されます。他の結果であれば、モデルは自分のカードにトゥーム・マーカーを配置します。

セルフ-ライチャスマン・マーカーの1インチ以内にいる、カードにトゥーム・マーカーを持つモデルは、本を手渡すために(1)インタラクト・アクションを実行可能です。モデルのカードに置かれたトゥーム・マーカーを捨ててください。
カードにトゥーム・マーカーを持つモデルが、ベリーかキルされたならば、プレイから取り除かれる前に、コントロール・プレイヤーはモデルとベースコンタクトするようにトゥーム・マーカーを配置せよ。

勝利

2ターン目以降、各ターンの終了時に、このターンに最低1個のトゥーム・マーカーをワガママな男に渡す事ができたクルーは1VPを獲得する。

シフティング・ロイヤリティ

このシナリオを「シフティング・ロイヤリティ」キャンペーンの一部としてプレイしているのであれば、ワガママな男にトゥーム・マーカーを届けるたびにクルーは2スクリプを獲得します。

イタズラ好き

「鎮痛剤(Pain Killers)」ネバーボーン勝利!

イタズラ好きは、移植の過程が痛い事は知っていたが、それは自分の皮膚を剥ぎとられた時ほどは痛くないだろうと考えていた。正直に言って、残念ながらそうでもありませんでした。当然、他の看護婦たちが使う鎮痛剤を彼女も飲んでいて、痛みを鈍らせる助けになってくれていました。

マックモーングの研究所から逃げて鎮痛剤が段々と無くなりはじめた後に、彼女はその痛みがどれ程鋭いか知る事になった。それは全身が燃えている様で、少しでもマックモーニングから逃れようと、石垣にもたれて体を支えながらまっすぐ立ちあがり前に1フィート歩くためだけに全ての努力が必要でした。
道で彼女を追い越して行った人々は皆、彼女をまったく無視して、一度も振り返る事無く急いで過ぎ去っていった。はじめ、彼女は、なぜ誰も何も言ってこないのか疑問に思っていたが、自分がギルドガードの皮膚を身にまとっている事を思い出した。おそらく都会人の誰しもがガードの酔っぱらったメンバーと関わりあいたくないと考えたのでしょう。
何度か彼女は広い裏通りで崩れ落ち、ひっくり返した2、3個の積み重ねられたゴミ箱から太ったネズミが急いで物陰へと逃げ去っていった。

全てが暗くなっていくなかで苦痛が和らぐのを感じて、大きく口を開いた虚無が近づいてくるのをイタズラ好きは歓迎した。


イタズラ好きが生命へと引き戻されたせいで、痛みは突然誕生した太陽のように燃え上がり、全神経が彼女の復活に抗議して苦しみの声を叫んだかのように彼女の目は見開かれた。
彼女は、身体を足に引きつけようとしたが、上手くいかず弱々しく地面を爪で引っ掻く事しかできなかった。

「あんまり良くないようだね、レディ。」多くの努力を払って声のする上方へイタズラ好きが首を伸ばすと、その声の主は男の子だった。
彼女の前に立っていたのは、大体10歳くらいの子供で、ズボンにベスト、ブロンドの髪の上に横柄そうに載せられた少し変わった帽子を被っていた。彼は不思議な形の櫂を肩に担いでいて、まるで、それを使う時間が来たか確かめるようにそのハンドルを指で触っていた。

「不運にも何かに噛まれて…」彼女は、歯を食いしばって説明した。「お願いです…治療が必要なんです…鎮痛剤を」
男の子は、その頼みを聞いて眉を吊り上げた。「なんで、僕がキミを助けなくちゃいけないんだい?」彼はパドルを持ち上げて彼女の頭の隣に置くと、まるでゴルフのスイングを準備するかのように屈んだ。「カボチャよりも、私はあなたを楽しませる事ができると思いますよ。果肉を取り除く時、あなたはバチャバチャ跳ね飛ばすのがいい振りをしているだけなんだから。」背中から転がって、イタズラ好きはうめいた。

「いいえ…ギルドで。ちょうど、誰かの服を着るように…皮膚を」その返事は油断していた男の子を捕え、驚いた彼は立ち止った。「キミはタマネギみたいに誰かの皮膚を着ているの?レディ。」
彼は路地に身を乗り出し、彼女の首元を調べて目を細めた。少しして、飛び戻った彼は笑い出した。「これはこれは!これはどうやって引き剥がせるの?」

その痛みにも関わらず、彼女は唇に微笑を浮かべて言った。「愛があれば…あなたのために…でも、あまりに痛くて…。」男の子は目をキョロキョロさせて手を動かすと、散らばっていたブリキ缶を「鎮痛剤!」と明るく読めるレーベルが貼られた真新しい瓶に変えた。
イタズラ好きは畏敬を持って彼をジッと見上げて、すぐさま治療にかかって指で瓶を開けようとした。


それが本物か非現実的かに関わらず、鎮痛剤はとても効果があり、すぐに痛みが和らいでいったので、イタズラ好きは安心で溜息をついている事に自分自身で気がついた。
彼女は現状を男の子に説明し、彼がそれに興味を示した途端にマックモーングの研究所の酷いありさまと彼女に行われた手術の詳細を常に誇張しながら伝えるようになった。
彼からの多くの質問に彼女は答え、彼から興奮した「サイコー!」の叫び声を得るために、手の皮膚を手袋のように剥す事さえしたのだった。

ついに、彼の名前やどこからやって来たのか教えてもらう所まで、少年との会話を進める事に彼女は成功した。
はじめ、彼はその事について話すのを嫌がり、彼女と一緒に“兵士たち”を壊しに行くことの方が楽しいと決めていたのだが、すぐに彼は、ハロウィーンで他の子供たち全員をこれまでで最高の仮装で驚かすつもりの方法を彼女に話し始めていた。
例えそれが何だったとしても、彼はいつでも“ロード・チョンピー・ビッツ”に正装する事ができ、その恐るべき怪物に出逢った多くの子供たちは彼が仮装する怖い道化に合う事はできない事を指摘して、イタズラ好きは彼から沢山の笑いを引き出す事に成功した。

ますます彼らがハロウィーンについて話していると、笑顔のジャック・オー・ランタンは彼らの周りから現実へと消えていき、気味の悪い影が路地の壁に広がっていった。影は不思議な形にうごめき、それらに彼女が – 恐れよりも – 関心を抱いたので、男の子は誇らしげにグルグルと周りを行進させたのだった。

鎮痛剤の効果によるのか、それとも医師の研究所の恐怖から脱け出した安心感からなのか、イタズラ好きは自分が怯えるよりも生きるのを楽しんでいる事に気がついた。彼女は、それらがもっと恐ろしげにするアイディアを2、3指摘して、心底怖がらせる怪物達を二人で一緒に作っていった。

ついには、父親が怪物に“貪り食われて”以来、母親が少年に制限をかけてくる事についての怒りを、彼ら二人は夜通し話し合うようになっていた。彼がパドルパッドで作ったカボチャを壊しはじめるのはイマイチだと彼女は伝えたが、正直に言って、彼の母親は息が詰まって退屈そうな人物に思った。
それは、彼女自身の息苦しい幼少期について、家出をして十分に独りで生きて歳を取ったら出来たであろう楽しい事の全てについて、2、3の話を強要する事を促した。


「ねぇ。あなたが列車から最初に降りた時、どうやってホットケーキの上で全てを狂わせたのか憶えているの?」男の子は、周りに次々現れるカボチャを最後まで壊そうと一列に並べていた。女は混乱して、顔をしかめた。「あなたが何を言っているのか、私はまったくわからないの。」
「え?」彼は見上げて、眉をひそめた。「あなたは知っているはず…瞬く間に、全てが狂ったように動き回っていたことを?」
胸元に引き上げられた膝の上に顎を乗せて「あぁ!分かりました」と、彼女は笑いながら言いました。「あなたは、まず最初にそれを言わなくちゃいけなかったわ。悪ぶって話しても女の子の気を引く事はできないと、知っているでしょう。」その言葉を聞いて、男の子の渋い顔がより深まっていった。

「そいつはサイコーだね。」彼は縮こまってクリケット・バットをカボチャの上に振りおろし、それを粉砕して血飛沫を飛び散らした。
「僕は、もう一度どうやったらそれができるか、あなたに教える事ができるよ?一度それに限界が無い事を理解したら、それは簡単な事なんだ。お母さんが僕を診察に連れて行った医者の1人は、それを“白昼夢”と呼んでいた。」

イタズラ好きは身体を前に傾けると、その借り物の唇が邪悪な微笑で引き上げられた。「あぁ、どうか。その話をもっと私に教えて。」

「白昼夢(Lucid Dreaming)」

はじめに

ドリーマーから長い話を聞いた後、彼女がマリフォーに到着した時、最初に明らかになった現実を捻じ曲げるパワーをコントロールする方法をイタズラ好きは学んだ。
彼女のテストを手助けするため、ドリーマーは、ベッドの中から数名の“ボランティア”を“借りて”警告なしに彼らを戦いの真っただ中に落としたのだった。

この不気味さは全て夢の続き…ですよね?

セットアップ

戦場の中心に30mmトリックスター・マーカーを配置する。それはインパッシブルでブロッキングです。
各プレイヤーは、60ソウルストーン分のモデルを雇用する事ができます。両プレイヤーがクルーを雇用した後に、スキームを選ぶ前に、それぞれのプレイヤーは自分のクルーを開示してください。
最も年が若いプレイヤーから順番に、各プレイヤーは敵クルーからリーダーではないモデル1体を、それが持っている全てのアップグレードと一緒にゲームから取り除きます:こうしてゲームから取り除かれたモデルは、それらが敵クルーに存在していなかったかのように扱われます、
これによって違法に(除外されたトシロウがいたクルーに含まれるパンク・ゾンビのように)なってしまうクルーがいても、それは合法的であると見なしてください。
両プレイヤーが敵クルーから合計2体のモデルを除外するまで、プレイヤーは交互に、こうしてモデルを除外していきます。

その後、プレイヤーは通常通りスキームを選択してください。

配置

このシナリオでは、ブラインド配置(ルールブック80P、ルールマニュアル 100P)を使用します。

勝利

第2ターン以降、各ターンの終了時にトリックスター・マーカーの6インチ内で最低1体以上の敵モデルをキルかサクリファイスしたクルーは、1VPを獲得する。

シフティング・ロイヤリティ

このシナリオを「シフティング・ロイヤリティ」キャンペーンの一部としてプレイしているのであれば、トリックスター・マーカーの1インチ内で(1)インタラクト・アクションを実行したクルーは2スクラブを獲得する。モデル1体が、このインタラクト・アクションを実行できるのは1ターンに1回のみ。このシナリオに敗北したプレイヤーは、ゲーム終了時にインプレイにあるモデル1体を選び、以下のページにあるキャンペーンアップグレードを付ける事が可能です。

子供

「親子鑑定(Paternity Test)」アウトキャスト勝利!

いつもは、マリフォーにおける人々が自身をどう殺してもらいたいかについて、ラスティ・アリスは興味が無かった。確かに、それを見るのも時には面白かったが、彼女が何らかの方法で関われないのであれば、それについて考え続けるのは難しかったのだ。
間が悪い事に、多くの人々は本当に退屈な方法で死んでいき、ギルドガードは、より刺激的に(少なくとも彼女の評価では)頭を狙い撃ちしにいくよりも胸を狙うのだった。

こうして、長ナイフを持ったパペットに切りつけられている傭兵の二人組と出会ったアリスは、自分の気分が高揚している事に気付いたのだった。彼女にとっては、偶然ちょっとした新場面を見つけただけではなく、パペットは射撃訓練にちょうど役立つ小ささと速さを持っていた。
意地の悪い笑顔を見せて、彼女は銃を引き抜いて、最初の1体を吹き飛ばして汚い詰め物の雲へと変えた。

他のパペットは散り散りになったが、アリスは彼らの跡を正確に見抜き街の中を追いかけて行った。彼らが追っ手を撒いたか、まだ追われているのか確認しようと振り向いた時は常に、彼女のクロックワーク・シーカーは発射されたのだった。残りが1体になるまで、彼女は順々にパペット達を打倒していく。それは廃屋の中に逃げ込んだが、アリスはその跡を正確に追っていき、その指が自動反射でピストルの弾丸を空の部屋へと撃ちこんでいった。

彼女にとってその日2回目の思いがけないものを、その中で見つけた。その腕に人形を抱いて、怯えた目を丸くした少女は角で身を縮ませていた。
小さなテディ・ベアがアリスと少女の間に割り込もうと必死に努力していたが、それは少女を完全にカバーするには小さ過ぎ、アリスが前に進んで攻撃すれば突撃するには充分見えていた。

「おっと、あたい達はお人形で遊ぶのかい?」アスティ・アリスは、彼女のリボルバーの撃鉄を芝居がかった様子で後ろに引いて、銃口を少女へと向けた。彼女の機械の腕から伝わる疼きは、彼女が完全なワルに見える事を誉めている様だった。
「カンペキなワルね。」彼女は、静かに呟いて同意した。彼女は他に何か言うべきか – 例えば、ちょっとバカっぽい女の子の服装を牽制するとか – 考えたが、そんな考えは頭で浮かんですぐに消え去っていった。

レベチカスのとり巻きちゃん達の数人が時々着ていたようなホモっぽいズボンのようなファッションや服、彼女たちの可愛らしいドレスが実は好きだったなんて事は誰にも知られたくない。とりわけ“腕”には、それを知られたくなかった。彼女は、それに耳を傾ける事をすぐに止めた。
疼きを訴える彼女の指、そして少女の怯えた顔を正面に捕えたピストルが一直線に並ぶように彼女は命じ…その手を隣に立っていたレベチカスが横にはたいたので、驚いて飛びのいた。彼女の指は反射的に引き金の上で強張り、少女の頭の横2、3インチの壁に穴を空けたのだった。

「もう、何だい!」と彼女は叫び、彼と向き合うために急いで振り向いた。「構わんだろう?!」レベチカスは、アリスと少女の間に割り込み、自分の姿に彼女の視線を直接向けさせた。

「彼女は孤児だよ、アリス。魔法の才能もかなりあるようだ。」
アリスは銃口を彼の胸へと向け、彼を撃てば少女をブッ飛ばす事ができたかどうか、ジッと考えた。それは不確かだったが、彼女が少し弾丸を逸らせばあるいは…「オレ達は、この子と一緒に家に帰るんだ。」と告げた彼の声は極端に独りよがりで威圧的だった。
「力の使い方を学ぶ間、この子には安全に居られる場所が必要だ。死んでいるより生きている方が、我々にとってこの子も役立つだろう。」

アリスは疑わしげに眉をひそめた。「アンタ、この娘がアンタと一緒に暮らす方が安全だと思ってるのかい?」レベチカスは振り向いて怯える少女に説明する前に、短剣をアリスへと眼で示したのだった。

「スチームパンクなお仕事(Steampunk Chores)」

はじめに

子供は、レベチカスとラスティー・アリスによって見習いとして採用されたが、それは、喜ぶべき事なのかどうかについて彼女は疑問に思い始めていた。

個人的には、レベチカスは熱心に教えてくれたのだったけど、彼はあまりにも気持ち悪かった。
彼は彼女に色々な本、多くは彼女の理解を遠く越えるような化学と生物学を取り扱っている、を持ってきたが、彼女がそれらを好きにならないと驚いたようだった。時には、彼女が間違いをおかせば、彼自身の勝手な思い込みからそれを叱るようになった。彼女が、彼が扱う無秩序な魔法に対して若干の才能を示した時にも、彼女がすぐ出来なかったことに失望した様でした。

しかし、アリスの方が100倍気持ち悪い。子供と会った時にはいつも、装填した銃をブラ提げて、機械の腕に対して何か恐ろしい事をモグモグと呟いているのだ。
近くをうろつくアリスやこちらを気にするレベチカスは、彼がもう一度彼女を“助け出す”にはあまりに遠くへ出かけているようになる上で、どちらも同じことだった。言うまでもなく、お店のためにスクラップ集めをしに家から外出するチャンスを得て、子供はそのチャンスに飛びついた。

彼女に少しは役立つ“何か”があるのであれば、二人を少しは遠ざける事ができるかも?それには挑戦する価値があります…。

セットアップ

戦場の中心に30mmチャイルド・マーカーを配置する。それはHt1で、インパッシブルでブロッキングです。
配置ゾーンを決定して、どちらのプレイヤーが各モデルを配置する前に、50mmスクラップヤード・マーカーを2個、中心線上の戦場の端からそれぞれ2インチの箇所に配置してください。それはインパッシブルでブロッキングです。

通常通りスキームを決定してください。

配置

このシナリオでは、スタンダード配置を使用します。

スペシャル

スクラップヤード・マーカーの1インチ以内にいるモデルは、(1)インタラクト・アクションを行う事でスクラップ・マーカーをカードに置く事ができます。または、スクラップ・マーカーにベースコンタクトしているモデルは、(1)インタラクト・アクションを行う事でそれをカードに置く事ができます。
カードに置かれているスクラップ・マーカーごとに、モデルはCgとWkが-1減らされます。

チャイルド・マーカーの1インチ以内にいる、カードにスクラップ・マーカーが置かれているモデルは(1)インタラクト・アクションを行う事で残骸を届ける事ができます。カード上のスクラップ・マーカーを捨ててください。
カードにスクラップ・マーカーが置かれているモデルがベリーされるかキルされたならば、それが取り除かれる前に、モデルのコントローラーはベースコンタクトするようにスクラップ・マーカーを配置します。

勝利

第2ターン以降の各ターン終了時に、最低2個以上のスクラップ・マーカーをチャイルド・マーカーに届けたクルーは1VPを獲得します。

シフティング・ロイヤリティ

このシナリオを「シフティング・ロイヤリティ」キャンペーンの一部としてプレイしているのであれば、クルーはチャイルド・マーカーにスクラップ・マーカーを届けるたびに1スクリプを獲得(最大8スクリブまで)します。